ガジェットの買い替えサイクルの目安

読みもの

寿命が来るもの、陳腐化するもの、10年使えるもの。種類ごとに違います。

「何年で買い替えるべきか」は、製品の種類で大きく変わります。寿命が来るものと、陳腐化するものと、ほぼ替えなくていいものがあります。

寿命で替えるもの(消耗する)

モバイルバッテリー:2〜4年

充放電の回数で劣化します。膨らんだら即座に使用をやめる。これは安全の問題です。

  • 「満充電にしてもスマホ1回分しか入らない」「充電に異常に時間がかかる」「以前より熱い」
  • このどれかが出たら替えどきです(扱い方

ワイヤレスイヤホン:2〜3年

バッテリーが交換できない製品がほとんどです。再生時間が半分程度になるのは、故障ではなく寿命(手入れと寿命)。

電源タップ:5年

安全のために替えるものです。プラグが緩い、変色している、焦げたにおいがする場合は、年数に関係なく即交換(電源タップの話)。

ケーブル:断線したら

年数ではなく、状態です。根元の被覆が裂けていたら替えてください。

イヤーピース・フィルター類:半年〜1年

消耗品です。交換しないと性能が落ちます。

陳腐化で替えるもの(規格・サポート)

Wi-Fiルーター:5年前後

  • メーカーのサポートが終了すると、セキュリティ更新が来ません。これが替える理由になります
  • 接続台数が増えて不安定なら、それも理由です
  • 規格の世代交代(Wi-Fi 6 → 7)は、端末側が対応していなければ急ぐ必要はありませんWi-Fi 7は今買うべきか

スマートフォン:3〜5年

  • OSのサポート期間が一番の基準です。更新が来なくなったら替えどき
  • バッテリー交換で延命できることもあります

ノートPC:4〜6年

  • OSのサポート期間
  • 性能が足りない(動画編集やコンパイルなど、計算量が直結する作業)
  • 物理的な破損

ただし、「遅い」の原因がストレージの空きや常駐ソフトのこともあります。買い替える前に足せるものを先に試してください。

充電器:使えなくなるまで/規格が変わったら

規格(USB PD)は後方互換があるので、古くても動きます。替える理由は、

  • 出力が足りなくなった(ノートPCを買い替えた)
  • サイズを小さくしたい(GaN世代へ)

ほぼ替えなくていいもの

モニター:7〜10年

パネルの劣化は緩やかです。替える理由は、解像度やサイズを変えたいときか、接続規格が合わなくなったとき(USB-C給電が欲しくなった等)。

ドット抜けや焼き付きが出たら、それは別の話です。

モニターアーム:10年以上

ガススプリングはへたりますが、多くは調整で対応できます。VESA規格は共通なので、モニターを替えても使い回せます。

有線のキーボード・マウス:壊れるまで

スイッチの摩耗(チャタリング)が出たら替えどき。それまでは使えます。

電源まわり以外の据え置き機器

空気清浄機、加湿器、サーキュレーター。フィルターと手入れを続けていれば、長く使えます

「まだ使える」と「替えどき」の境界

判断に迷ったら、次の3つを見てください。

  1. 安全に関わるか(電源、バッテリー、暖房器具)→ 迷わず替える
  2. セキュリティ更新が来るか(ルーター、PC、スマートフォン)→ 来ないなら替える
  3. 毎日のストレスになっているか(遅い、痛い、途切れる)→ 原因を切り分けてから判断

「新しいものが出たから」は理由になりません。 今使っているもので困っていないなら、そのままで構いません。

替えるタイミングと価格

買い替えが視野に入ったら、すぐ買わずに価格を記録し始めるのが得です。

壊れてから探すと、選択肢がない状態で買うことになります。 寿命が近いと分かっているものは、前もって候補を決めておくと、慌てずに済みます。

3年使う前提での費用の考え方は3年使うつもりで選ぶと、判断が変わるにまとめました。