モバイルバッテリーの寿命、膨らみ、飛行機、捨て方

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モバイルバッテリーの寿命、膨らみ、飛行機、捨て方

買ったあとに必要になる知識をまとめました。特に処分の方法は、知らないと詰みます。

選び方の記事は多いのに、買ったあとの話はあまり書かれていません。ここでは使い始めてから捨てるまでを扱います。

寿命は「回数」で決まる

リチウムイオン電池は、充放電のサイクル数で劣化します。目安として500回前後で容量が7〜8割に落ちるあたりが一般的な設計です。毎日フルに使えば2年弱、週に2回なら5年近く、という計算になります。

劣化を早めるのは主に熱です。

  • 夏の車内に置きっぱなしにしない
  • 布団や座布団、カバンの中で充電しない
  • 充電しながらの長時間ゲームは、機器側もバッテリー側も熱くなる

逆に、満充電で放置するのも良くありません。長期間使わないなら、半分くらい入れた状態で、涼しい場所に置くのが最善です。

膨らんだら、その時点で使用をやめる

側面が膨らんだ、ケースの合わせ目が開いた、平らな机に置くとぐらつく。これらは内部でガスが発生している状態です。使い続けない、充電しない、刺さない、握らない。

そして、この状態のものは普通の回収に出せません。膨らんだ電池の扱いは自治体によって指定が違うので、市区町村の窓口に問い合わせるのが確実です。「膨らんでいる」と最初に伝えてください。

捨て方

燃えるゴミにも不燃ゴミにも出せません。 収集車やごみ処理施設の火災の主要な原因になっています。

正規の経路は2つあります。

  1. 家電量販店などにある回収ボックス(JBRCの回収に参加している店舗)。リサイクルマークが付いた製品が対象です
  2. 自治体の回収。小型家電の拠点回収や、電池専用の日を設けている自治体があります

いずれも、端子をテープで塞いでから出します。ショートを防ぐためです。

回収ボックスは対象が「リサイクルマーク付き」に限られることが多く、無名ブランドの製品は弾かれることがあります。買う段階で捨てられる製品かどうかまで考えておくと、後で困りません。

飛行機に乗るとき

国際的なルールがあり、国内線・国際線ともに考え方は同じです。

  • 預け入れ荷物に入れることはできません。 必ず機内持ち込みです
  • 100Wh以下なら、原則として個数制限なく持ち込めます
  • 100Whを超え160Wh以下は、航空会社の承認が必要で、通常2個までです
  • 160Whを超えるものは持ち込めません

Wh(ワット時)は、たいてい本体に小さく書かれています。書かれていない場合は「mAh ÷ 1000 × 3.7」で概算できます。20000mAhなら約74Whで、問題なく持ち込める範囲です。逆に、27000mAhを超えるあたりから100Whに近づきます。

なお近年は、機内での使用や収納場所について各社が個別のルールを設けています。出発前に利用する航空会社の案内を一度見ておいてください。

買い替えの判断

「満充電にしてもスマホが1回分しか入らなくなった」「充電に異常に時間がかかる」「本体が以前より熱い」。このどれかが出たら、性能ではなく安全の観点で買い替えどきです。

選び直すときの手順はモバイルバッテリーの選び方に、価格の記録はバッテリーのカテゴリにまとめています。