買わずに借りるという選択肢
使う期間が短いもの、合うか分からないもの。レンタルが合理的になる条件を整理しました。
ガジェットは買うのが当たり前という前提で選びがちですが、使う期間や頻度によっては借りるほうが合理的な場合があります。
判断の基準を書きます。
借りたほうがいい条件
1. 使う期間が決まっている
- 引っ越しの回線工事までの数週間 → モバイルルーターのレンタル
- 旅行中だけ → カメラ、ポータブル電源、翻訳機
- イベントや撮影のために1日だけ → 高価な機材
買えば数万円、借りれば数千円という差になることがあります。
2. 合うかどうか分からない
- 高価で、好みが分かれるもの。 カメラのレンズ、ヘッドホン、椅子
- 試してから買うと、失敗が減ります
- レンタル料が購入価格に充当されるサービスもあります
3. すぐ陳腐化する
- 世代交代が早く、数年で価値が落ちるもの
- 買って売るより、借りたほうが総額が安いことがあります
4. 保管場所がない
- 使わない期間が長い季節家電や、大型の機材
- 保管も費用のうちです。狭い家では、置き場所の価値は小さくありません(保管の話)
買ったほうがいい条件
1. 毎日使う
触る時間が長いものは、買って自分に合わせるほうが満足度が高くなります(予算の配分)。
- キーボード、マウス、モニター、イヤホン
- 数か月借りると、購入価格を超えることがほとんどです
2. 長く使える
3. 単価が安い
- 数千円のものは、借りる手続きのほうが手間です
- 送料と往復の梱包を考えると、買ったほうが早い
4. 衛生面が気になる
- イヤホン、ヘッドホン、ウェアラブル
- 直接肌に触れるものは、借りることに抵抗がある人が多い分野です
レンタルを使うときの注意
- 往復の送料が含まれているか。含まれていないと、実質の費用が変わります
- 破損時の負担。補償があるか、上限はいくらか
- 延長料金。返却が遅れたときの条件
- 返却の手間。梱包と発送の時間も費用のうちです
「試してから買う」を安く済ませる方法
レンタル以外にも選択肢があります。
- 店頭で触る。 キーボード、マウス、椅子は、これが一番確実です
- 返品期間を使う。 販売元の返品条件を確認したうえで、期間内に判断する(返品の話)
- 安いモデルで試す。 1万円台のANCヘッドホンで基準を作ってから、上位機を検討する
- 中古で買って、合わなければ売る。 値下がりが小さい定番モデルなら、差額が実質のレンタル料になります
最後の方法は、定番モデルほど成立しやすいです。中古市場が大きく、買ったときと売るときの価格差が小さいからです。
サブスクリプションとの違い
最近は「月額でガジェットを使う」サービスもあります。
- 総額で比べる。 24か月払うと、購入価格を超えることが多い
- 解約の条件。 最低利用期間があるか
- 最後に自分のものになるか。 ならないなら、それはレンタルです
「月々◯円」は安く見えます。 必ず総額に直して、購入価格と比べてください。
原則をまとめると、毎日使うものは買う、期間限定のものは借りる。そして、買うと決めたなら、価格を見てから買う。
価格の記録は製品一覧にまとめています。買い時の判断は価格を自分で追う方法をご覧ください。
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