中古のガジェットを買うとき、確認する順番
安さの理由がバッテリーなら、それは節約になりません。見る場所を決めておきます。
新品より安い選択肢として、中古があります。ただし安さの理由が何かで、得か損かが分かれます。
型落ち・整備済み品の見分け方でも触れましたが、中古に絞ってもう少し細かく書きます。
中古に向く製品、向かない製品
| 種類 | 中古の向き不向き | 理由 |
|---|---|---|
| モニター | 向く(状態次第) | 消耗する部品が少ない。ただしドット抜けと焼き付きは確認が必要 |
| 有線キーボード・マウス | 条件付きで向く | 衛生面と、スイッチの摩耗 |
| 充電器・ケーブル | 向かない | 安全に関わる。新品でも安い |
| モバイルバッテリー | 向かない | 消耗品。残り寿命が読めない |
| ワイヤレスイヤホン | 向かない | バッテリー内蔵で交換不可。衛生面も |
| スマートフォン・タブレット | 条件付きで向く | バッテリーの状態と、ネットワーク利用制限の確認が必須 |
| カメラ・レンズ | 向く | 状態の判定基準が業界で確立している |
原則:バッテリーが内蔵されていて交換できないものは、中古の旨味が薄い。
スマートフォンを中古で買うとき
確認する項目が多い分野です。
1. ネットワーク利用制限
前の持ち主が端末代を払い終えていないと、通信できなくなることがあります。
- 「○(制限なし)」「△(支払い中)」「×(制限中)」の表示
- △と×は避ける。△は将来×になる可能性があります
- IMEI(端末の識別番号)で各キャリアのサイトから確認できます
2. SIMロック
- 解除済みか
- 使う予定の回線で動作するか(対応バンド)
3. バッテリーの状態
- iPhoneなら設定画面で**最大容量(%)**が見られます。80%を切っていると交換が近い
- Androidは機種によって確認方法が違います
- 交換費用を調べておく。 本体価格+交換費用で、新品や整備済み品と比べてください
4. アクティベーションロック
- 前の持ち主のアカウントが紐づいたままだと、初期化しても使えません
- 「探す」がオフになっているか、初期化済みかを確認する
- 店頭で電源を入れて確認できるなら、それが確実です
買う場所ごとの違い
| 買う場所 | 価格 | 保証 | リスク |
|---|---|---|---|
| 中古専門店(店頭) | 高め | 数か月の保証があることが多い | 低い |
| 中古専門店(通販) | 中 | 同上 | 中(実物を見られない) |
| Amazon整備済み品 | 中 | 販売者の保証 | 中 |
| フリマアプリ | 安い | なし | 高い |
価格差は、そのままリスクの差です。フリマアプリが安いのは、保証と検品がないからです。
届いたらすぐ確認すること
中古は返品や交換の期間が短いことが多いので、届いた日に全部確認してください。
- 電源が入るか、すべてのポートが機能するか
- モニターならドット抜けと焼き付き(全画面を単色で表示)
- バッテリーの状態
- 付属品が説明どおりか
- 傷や汚れが説明と一致するか
手順は届いた日のチェックリストにまとめました。
新品と比べる
中古を検討するときは、必ず新品の価格も並べてください。
- 大型セールでは、新品が中古の価格に近づくことがあります
- 型落ちの新品なら、保証が付いて中古より安いこともあります
- セールの時期が近いなら、待つほうが得な場合があります(年間のセール)
当サイトが製品ごとに価格を記録しているのは、この比較のためでもあります。新品の相場を知らないと、中古が安いのかどうか判断できません。
中古で買ってはいけないもの(再掲)
- 充電器・電源タップ → 安全に関わります。新品でも数千円です
- モバイルバッテリー → 残り寿命が読めず、膨張のリスクもあります
- ヘルメットやチャイルドシートのような安全装備 → ガジェットではありませんが、同じ理屈です
安く買うことと、安く済ませることは違います。壊れたときの手間と再購入の費用まで足して、それでも安いなら正解です。
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