机まわりの音を静かにする
打鍵音、ファンの音、クリック音。同居人と会議相手に届く音を、順に減らします。
在宅で作業する時間が増えると、自分が出している音が問題になります。会議相手に届く音、同居人に届く音。
発生源ごとに、対策を書きます。
1. キーボードの打鍵音
一番大きく、一番改善しやすい音です。
- 静音モデルに替える。 従来品比で打鍵音を大きく削減した製品があります(静音キーボードの例)
- メカニカルなら軸を選ぶ。 青軸系は音が大きい。赤軸系や静音軸は控えめ
- 打ち方を変える。 底まで打ち込まない。これは無料で効きます
- デスクマットを敷く。 机への振動が減ります
会議中にメモを取るなら、ここは価格差が体感差になる部分です(キーボードとマウスの選び方)。
2. マウスのクリック音
- 静音スイッチのモデルがある。クリック音を大幅に削減した製品が各社から出ています
- トラックボールにも静音版があります
- マウスパッドで、移動音も減ります
3. PCのファンの音
- ほこりを取る。 詰まると回転数が上がります(掃除の話)
- 通気を確保する。 壁や布で吸気口を塞がない
- 電源プランを変える。 高性能モードだと常に高回転になることがあります
- ノートPCスタンドで持ち上げる。 底面から吸気する機種では効きます
4. マイクが拾う音
相手に届く音は、自分に聞こえている音とは違います。
- マイクを机に直置きしない。 打鍵とクリックの振動を拾います。アームかスタンドで浮かせる
- 単一指向性のマイクを使う。自分の声だけを拾い、生活音を減らします
- 口元に近づける。 距離が縮まるほど、相対的に周囲の音が小さくなります
5. 家電の音
サーキュレーター・扇風機
- DCモーターのほうが静かです。ACモーターは風量の段階も粗い
- 弱風でも効果があるので、強にしない
空気清浄機
- 静音モードなら、ほとんど気になりません
- フィルターが詰まると音が大きくなります(空気清浄機の話)
除湿機
- コンプレッサー式は動作音があります。寝室ならおやすみ運転を使う(除湿機の例)
ワイヤレス充電器
- ファン付きの製品は音がします。寝室に置くならファンなしを選んでください(ワイヤレス充電の話)
6. 部屋の反響
音を減らすのではなく、響きを減らす話です。声がお風呂のように響く部屋では、マイクを替えても改善しません。
- カーテンを閉める
- 机の上の広いガラス面に何か置く
- 背後に本棚や布のあるものを配置する
吸音材を買う前に、これで変わることがあります。
7. 自分が聞く側の静かさ
周囲の音が気になる場合は、逆方向の対策です。
- ノイズキャンセリングのヘッドホン。 耳を覆う構造は物理的に有利です(ヘッドホンとイヤホンの違い)
- ただし、静かな場所ではANCの効果を感じにくい。効くのは低い連続音です
- 音量を上げるために使わない。聴力への負担が増えます
優先順位
同居人や会議相手への影響が大きい順に、
- キーボードの打鍵音(一番大きい)
- マイクの置き方(振動を拾っている)
- マウスのクリック音
- PCのファン(掃除で改善することが多い)
- 家電
1と2は、数千円か無料で改善できます。 ここから手を付けてください。
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