画面とキーボードの掃除、やっていいことと悪いこと
アルコールで拭いて画面が白くなることがあります。素材ごとの正解を書きます。
ガジェットの掃除は、間違った方法で拭くと戻らないことがあります。特に画面のコーティングは、一度傷むと直せません。
素材ごとに書きます。
モニター・ノートPCの画面
やっていいこと
- 電源を切る。 画面が暗いほうが汚れが見えます
- 乾いたマイクロファイバークロスで、軽く拭く
- 落ちない汚れは、クロスを水で湿らせて固く絞る。画面に直接吹きかけない
- 最後に乾いた面で水気を取る
力を入れないのが重要です。液晶は押すと内部に負担がかかります。
やってはいけないこと
- アルコール(エタノール)で拭く。 非光沢(アンチグレア)の表面処理を傷めることがあります。白く曇ると戻りません
- ガラスクリーナー、住居用洗剤。 アンモニアを含む製品は特に危険です
- ティッシュペーパー、キッチンペーパー。 繊維が硬く、細かい傷が付きます
- 画面に直接スプレーする。 液が縁から内部に入ります
画面用と明記されたウェットシートなら比較的安全ですが、それでも目立たない場所で試してから使ってください。
キーボード
日常の掃除
- 裏返して軽く振る。パンくずやほこりが落ちます
- エアダスターでキーの隙間を吹く。キーボードを立てて、横方向に吹くと、奥に押し込みません
- キートップは、固く絞った布か、消毒用のウェットシートで拭く
深い掃除
メカニカルキーボードなら、キーキャップを外して洗えることがあります。キープラー(引き抜き工具)が付属している製品もあります。
- 外す前に配列の写真を撮る。戻すときに迷いません
- キーキャップは中性洗剤で洗い、完全に乾かしてから戻す
- 本体側は、エアダスターと綿棒で
パンタグラフ式(薄型)のキーは、無理に外さないでください。爪が折れると戻りません。
飲み物をこぼしたら
- すぐ電源を切る。 ノートPCならシャットダウンして電源を抜く
- 裏返して水気を出す
- 完全に乾くまで(最低24時間)電源を入れない
- 糖分を含む飲み物なら、乾いても内部に残ります。修理を検討してください
マウス
- **ソール(底面の滑る部分)**にほこりが溜まると、動きが悪くなります。爪や乾いた布で取る
- センサーの窓を綿棒で拭く
- ホイールの隙間は、エアダスターか、細く切った紙で
**チャタリング(1回のクリックが2回入力される)**は掃除では直らないことが多く、スイッチの劣化です。
イヤホン
- ノズルの金網に耳垢が詰まると、音が小さくなります
- イヤーピースを外して、乾いた歯ブラシか綿棒で下向きに払う
- 爪楊枝や針を刺さない。 メッシュを破ると内部にゴミが入ります
- イヤーピースは水洗いできます。完全に乾かしてから戻す
詳しくはイヤホンの手入れと寿命にまとめました。
充電器・ケーブル・電源タップ
- コンセント周りのほこりを取る。 トラッキング火災の予防です(電源タップの話)
- 端子の中は、エアダスターで吹く。金属を差し込まない
- ケーブルは乾いた布で。曲げ癖のついた部分は、断線の前兆かもしれません
空気清浄機・サーキュレーター
- プレフィルターのほこりを取る。 ここが詰まると能力が落ちます
- 羽根とガードは、分解できるなら洗う(分解できる製品の例)
- 完全に乾かしてから組み戻す
用意しておくと楽なもの
- マイクロファイバークロス(数枚)
- エアダスター
- 綿棒
- 無水エタノール(画面以外の、樹脂のベタつきに。画面には使わない)
どれも数百円〜千円台です。掃除道具を揃えるより、買い替えのほうが高くつきます。
掃除の頻度
- 週1回 → 画面とキーボードを軽く拭く
- 月1回 → エアダスターで隙間を吹く。イヤホンのノズルを確認
- 3か月に1回 → フィルター類、コンセント周りのほこり
- 年1回 → 分解できる範囲の深い掃除
全部やる必要はありません。コンセント周りのほこりだけは、火災に直結するので優先してください(年間メンテナンス表)。
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