画面とキーボードの掃除、やっていいことと悪いこと

読みもの

アルコールで拭いて画面が白くなることがあります。素材ごとの正解を書きます。

ガジェットの掃除は、間違った方法で拭くと戻らないことがあります。特に画面のコーティングは、一度傷むと直せません。

素材ごとに書きます。

モニター・ノートPCの画面

やっていいこと

  1. 電源を切る。 画面が暗いほうが汚れが見えます
  2. 乾いたマイクロファイバークロスで、軽く拭く
  3. 落ちない汚れは、クロスを水で湿らせて固く絞る。画面に直接吹きかけない
  4. 最後に乾いた面で水気を取る

力を入れないのが重要です。液晶は押すと内部に負担がかかります。

やってはいけないこと

  • アルコール(エタノール)で拭く。 非光沢(アンチグレア)の表面処理を傷めることがあります。白く曇ると戻りません
  • ガラスクリーナー、住居用洗剤。 アンモニアを含む製品は特に危険です
  • ティッシュペーパー、キッチンペーパー。 繊維が硬く、細かい傷が付きます
  • 画面に直接スプレーする。 液が縁から内部に入ります

画面用と明記されたウェットシートなら比較的安全ですが、それでも目立たない場所で試してから使ってください。

キーボード

日常の掃除

  • 裏返して軽く振る。パンくずやほこりが落ちます
  • エアダスターでキーの隙間を吹く。キーボードを立てて、横方向に吹くと、奥に押し込みません
  • キートップは、固く絞った布か、消毒用のウェットシートで拭く

深い掃除

メカニカルキーボードなら、キーキャップを外して洗えることがあります。キープラー(引き抜き工具)が付属している製品もあります。

  • 外す前に配列の写真を撮る。戻すときに迷いません
  • キーキャップは中性洗剤で洗い、完全に乾かしてから戻す
  • 本体側は、エアダスターと綿棒で

パンタグラフ式(薄型)のキーは、無理に外さないでください。爪が折れると戻りません。

飲み物をこぼしたら

  1. すぐ電源を切る。 ノートPCならシャットダウンして電源を抜く
  2. 裏返して水気を出す
  3. 完全に乾くまで(最低24時間)電源を入れない
  4. 糖分を含む飲み物なら、乾いても内部に残ります。修理を検討してください

マウス

  • **ソール(底面の滑る部分)**にほこりが溜まると、動きが悪くなります。爪や乾いた布で取る
  • センサーの窓を綿棒で拭く
  • ホイールの隙間は、エアダスターか、細く切った紙で

**チャタリング(1回のクリックが2回入力される)**は掃除では直らないことが多く、スイッチの劣化です。

イヤホン

  • ノズルの金網に耳垢が詰まると、音が小さくなります
  • イヤーピースを外して、乾いた歯ブラシか綿棒で下向きに払う
  • 爪楊枝や針を刺さない。 メッシュを破ると内部にゴミが入ります
  • イヤーピースは水洗いできます。完全に乾かしてから戻す

詳しくはイヤホンの手入れと寿命にまとめました。

充電器・ケーブル・電源タップ

  • コンセント周りのほこりを取る。 トラッキング火災の予防です(電源タップの話
  • 端子の中は、エアダスターで吹く。金属を差し込まない
  • ケーブルは乾いた布で。曲げ癖のついた部分は、断線の前兆かもしれません

空気清浄機・サーキュレーター

  • プレフィルターのほこりを取る。 ここが詰まると能力が落ちます
  • 羽根とガードは、分解できるなら洗う(分解できる製品の例
  • 完全に乾かしてから組み戻す

用意しておくと楽なもの

  • マイクロファイバークロス(数枚)
  • エアダスター
  • 綿棒
  • 無水エタノール(画面以外の、樹脂のベタつきに。画面には使わない)

どれも数百円〜千円台です。掃除道具を揃えるより、買い替えのほうが高くつきます

掃除の頻度

  • 週1回 → 画面とキーボードを軽く拭く
  • 月1回 → エアダスターで隙間を吹く。イヤホンのノズルを確認
  • 3か月に1回 → フィルター類、コンセント周りのほこり
  • 年1回 → 分解できる範囲の深い掃除

全部やる必要はありません。コンセント周りのほこりだけは、火災に直結するので優先してください(年間メンテナンス表)。