1組のキーボードとマウスで、複数台を操作する
仕事用と個人用、PCとタブレット。机を増やさずに行き来する方法を並べました。
仕事用のPCと個人用のPC。あるいはPCとタブレット。机の上に2組の入力機器を置くと、それだけで場所がなくなります。
1組で複数台を操作する方法を、手軽な順に書きます。
1. 入力機器側の切り替え機能(一番手軽)
多くのワイヤレスキーボードとマウスには、接続先を切り替えるボタンが付いています。
- 最大3台まで登録できる製品が一般的です(MX KEYS miniの例、トラックボールの例)
- ボタンを押すと、1〜2秒で切り替わります
- 追加の機器が要りません
弱点は、切り替えに一手かかることと、BluetoothではPCの起動前の画面で使えないことです。
2. メーカーのソフトウェア(カーソルで移動)
同じメーカーの入力機器なら、専用ソフトで複数台をシームレスに操作できることがあります。
- カーソルを画面の端に移動すると、隣のPCに移る
- コピー&ペーストやファイルの受け渡しができる製品もあります
- 切り替えの操作が要りません
条件は、すべてのPCに同じソフトを入れられることです。仕事用のPCにソフトを入れられない環境では使えません。
3. KVMスイッチ
ハードウェアで、キーボード・マウス・モニターの接続先を切り替える装置です。
- ボタンやショートカットで一斉に切り替わる
- 有線の機器でも使える
- PCにソフトを入れる必要がない
- モニターも一緒に切り替わるので、画面ごと移る運用になります
弱点は、費用と配線が増えることと、機器によっては相性が出ることです。
4. モニターのKVM機能
一部のモニターには、KVMの機能が内蔵されています。
- モニターのUSBハブに、キーボードとマウスを挿す
- 入力を切り替えると、USB機器も一緒に切り替わる
- 追加の機器が要りません
USBハブを持つモニターなら、この機能があるか確認する価値があります(USBハブ付きモニターの例)。
5. リモートデスクトップ
そもそも、片方のPCの画面をもう片方に映すという方法もあります。
- 入力機器は1組で済む
- 画面も1つで済む
- ただし、遅延があり、ネットワークに依存します(遅延を減らす順番)
どれを選ぶか
| 状況 | 向く方法 |
|---|---|
| PCとタブレットを行き来する | 入力機器の切り替えボタン |
| 同じ環境のPC 2台 | メーカーのソフト |
| 仕事用PCにソフトを入れられない | KVMスイッチ、またはモニターのKVM |
| モニターも切り替えたい | KVMスイッチ、モニターのKVM |
| 片方を遠隔で使いたい | リモートデスクトップ |
まず1番を試すのが手軽です。手持ちのキーボードとマウスに切り替えボタンがあるなら、追加費用なしで始められます。
有線を1本残す
どの方法を使う場合でも、有線のキーボードを1本持っておくと詰みません。
- Bluetoothは、PCの起動前の画面(BIOS)で使えません
- 切り替えの設定が壊れたとき
- OSの再インストール時
安いもので構いません(キーボードとマウスの選び方)。
机が広くなると
入力機器が1組になると、机の上が目に見えて空きます。
そこにできた余白は、作業のための面積として使えます。モニターアームで台座をなくすのと同じ効果です(デスク環境は買う順番で仕上がりが変わる)。
切り替えに対応した入力機器はデスク周りのカテゴリに記録しています。対応台数は仕様欄で確認してください。
広告