ゲームコントローラーを選ぶとき、見るところ

読みもの

対応機種、接続方式、スティックの劣化。長く使うほど、この3つが効いてきます。

ゲームコントローラーは、対応機種で選択肢がほぼ決まります。そのうえで、接続方式と耐久性を見ます。

1. 対応機種を確認する

  • PS5 / PS4 → 純正、またはライセンス品。無認証の製品は動かないことがあります
  • Xbox → 純正はWindowsでもそのまま使えます
  • Nintendo Switch → 純正Proコントローラーか、対応を明記した製品
  • PC → Xbox系のコントローラーが、対応しているゲームが多い
  • スマートフォン → Bluetooth対応のコントローラー、または挟むタイプ

「PC対応」と書かれていても、ゲーム側の対応が別です。ゲームが想定しているのはXbox系の配置であることが多く、他の配置だとボタン表示が合わないことがあります。

2. 接続方式

方式 遅延 電池 向く用途
有線(USB) 最小 不要 対戦、格闘ゲーム
2.4GHz(ドングル) 小さい 必要 ほとんどの用途
Bluetooth やや大きい 必要 持ち運び、スマホ

対戦で1フレームを争うなら有線、それ以外は無線で困りません。

多くの製品は両対応で、充電しながら有線で使えます。ここは確認しておくと安心です。

3. スティックの劣化(ドリフト)

コントローラーで一番多いトラブルです。触っていないのにキャラクターが動く症状。

原因は、スティックの内部にあるセンサー(可変抵抗)の摩耗とほこりです。

対策として

  • ホールセンサー(磁気式)のスティックを採用した製品は、物理的な接触がないため摩耗しません。近年、この方式の製品が増えています
  • 使わないときはほこりを避ける掃除の話
  • スティックの根元にエアダスターを吹く

長く使う前提なら、ホールセンサー対応かどうかは価格差を払う価値があります。

4. 電池の持ちと充電

  • 内蔵バッテリー → 充電すれば使える。ただし数年で劣化し、交換できないことが多い
  • 乾電池式 → 予備を持てば止まらない。充電池を使うと運用が楽です

内蔵バッテリーの製品は、バッテリーの寿命がコントローラーの寿命になります(買い替えサイクル)。

5. 追加機能

  • 背面ボタン → 親指を離さずに操作できる。慣れると戻れない
  • トリガーストップ → 引き代を短くして、連射を速くする
  • スティックの交換 → 高さや形を変えられる
  • プロファイル切り替え → ゲームごとに設定を変える

競技的にプレイしないなら、必須ではありません。 まず標準的なコントローラーで慣れてから検討してください。

周辺の話

モニター

応答の速さを求めるなら、モニター側の設定も関わります。ゲームモードとVRRをオンにする(モニターを買ったらやる設定)。

ゲーム機をPCモニターにつなぐときの注意はゲーム機をPCモニターにつなぐときにまとめました。

  • ヘッドセットなら、マイクと音が1つにまとまります(有線ゲーミングヘッドセットの例
  • コントローラーのイヤホン端子から音を出せる機種もあります
  • 遅延を嫌うなら有線。ワイヤレスイヤホンは、ゲームでは遅延が気になることがあります

遅延(ping)

対戦ゲームでは、コントローラーよりネットワークの応答のほうが効きます。有線化が一番確実です(遅延を減らす順番)。

買わなくていい場合

  • 今のコントローラーが問題なく動く → 替える理由がありません
  • ドリフトが出ている → まず掃除とキャリブレーションを試してください。それで直ることがあります
  • 背面ボタンに憧れている → 使わない機能に払うことになりがちです。まず標準機で不満が出てから

買い時

ゲーム周辺機器は、新モデルの投入が早く、前世代が大きく下がる分野です。基本的な操作感は世代で大きく変わらないので、前モデルを狙うのは合理的です(型落ちの考え方)。

大型セールでも値引きの対象になります。純正品は下げ幅が控えめですが、サードパーティ製は大きく動くことがあります。