ファームウェアの更新と、サポート終了の見極め

読みもの

更新で直る不具合があります。そして、更新が来なくなったときが買い替えどきです。

ガジェットは、買ったあともソフトウェアが更新されます

この更新が来るかどうかが、製品の実質的な寿命を決めます。

更新で直ることがあるもの

「故障かな」と思った症状が、更新で解決することがあります。

  • 接続の不安定さ(イヤホン、マウス、スマートホーム機器)
  • バッテリーの持ち(制御の改善)
  • 既知の不具合
  • セキュリティ上の問題

買ったばかりの製品ほど、更新の頻度が高い傾向があります。発売直後に見つかった問題が、後から直ることは珍しくありません。

更新の確認方法

機器 確認先
イヤホン・スマートウォッチ メーカーの専用アプリ
スマートホーム機器 専用アプリ(自動更新の設定がある製品も)
ルーター 管理画面。自動更新があればオンに
モニター メーカーのサポートページ(頻度は低い)
PC・スマートフォン OSの設定から

アプリを入れていない製品は、更新の存在に気づけません。買ったときに一度入れておくと、あとで楽です。

更新をすぐ当てるべきか

セキュリティの更新は、すぐ当ててください。

機能の更新については、判断が分かれます。

  • 問題なく使えているなら、急がなくてもいい
  • ただし、放置しすぎると更新が積み上がり、まとめて当てたときに不具合が出ることがあります
  • 更新中に電源を切らない。機器が起動しなくなることがあります

ルーターやスマートホーム機器の更新は、時間に余裕があるときにやってください。失敗すると、その間ネットワークが止まります。

サポートが終了したら

メーカーが更新の提供をやめた状態です。

影響が大きいもの

  • ルーターセキュリティの穴が残ります。家のネットワーク全体に関わるので、買い替えを検討してください(Wi-Fiの最低限のセキュリティ設定
  • PC・スマートフォン → OSのサポート期間が切れたら、買い替えどきです
  • ネットワークカメラ → 乗っ取りのリスクがあります(家にカメラを置く前に

影響が小さいもの

  • モニター、キーボード、マウス、充電器
  • これらは更新がなくても使い続けられます

クラウド依存の機器

サービスが終了すると、機器が使えなくなることがあります。

  • スマートホーム機器の一部
  • アプリでしか操作できない製品

ローカルで動く処理があるかは、買うときの判断材料になります。物理スイッチを残しておくのも、この対策です(自動化の考え方)。

買うときに見ておくこと

  1. 専用アプリがあるか(更新の経路)
  2. 過去の製品で、何年更新が続いていたか
  3. メーカーのサポート方針が公開されているか
  4. クラウドが止まっても、一部は動くか

安い無名ブランドの機器は、更新が来ないことがあります。特に、ネットワークにつながる機器では、これがリスクになります(認証の話)。

更新できなくなった機器の行き先

  • ネットワークにつながないで使う(モニター、スピーカーなど)
  • 別の用途に回す
  • 手放す手放し方

サポート終了の機器を、ネットワークにつないだまま使い続けるのは避けてください。

年に一度の確認

年間メンテナンス表にも書きましたが、次の3つを年に一度確認すると、大きな問題は防げます。

  1. ルーターのファームウェアとサポート状況
  2. カメラなどネットワーク機器の更新
  3. メーカーのリコール情報(特にモバイルバッテリー)

5分で終わります。買い替えの判断材料にもなります(買い替えサイクル)。