Wi-Fiの設定で、最低限やっておくこと
初期設定のまま使っている家が多い分野です。15分で終わる項目だけ書きます。
ルーターは、設置したら二度と触らない機器の代表です。そのぶん、初期設定のまま何年も使われていることが多い。
難しい話は省いて、やっておくべきことだけを書きます。
1. 管理画面のパスワードを変える
Wi-Fiのパスワードとは別に、ルーターの設定画面にログインするためのパスワードがあります。
- 初期値は「admin / password」のような単純なものが多い
- 機種によっては、本体のラベルに記載されている
- ここが破られると、通信の設定を全部変えられます
まずこれを変えてください。
2. Wi-Fiの暗号化方式を確認する
設定画面で、暗号化の方式を確認します。
- WPA3 → 現行。対応していればこれ
- WPA2(AES) → 実用上まだ使える
- WEP、WPA(TKIP) → 古く、破られます。使わない
古い機器がWPA3に対応していない場合、「WPA2/WPA3混在モード」を選ぶと両方つながります。
3. Wi-Fiのパスワードを見直す
- 初期値のまま使っていないか
- 推測しやすい文字列(電話番号、住所、誕生日)になっていないか
- 他のサービスと使い回していないか
長さがあるほど強くなります。意味のある単語を並べた長いパスフレーズでも構いません。
4. ファームウェアを更新する
セキュリティの問題が見つかると、メーカーが修正を配布します。
- 自動更新の設定があれば、オンにする
- ないなら、年に一度は確認する
- サポートが終了した機種は、更新が来ません。これが買い替えを検討する理由になります
5. ゲスト用のネットワークを使う
来客にパスワードを教えるとき、メインのネットワークに入れないほうが安全です。
- ゲスト用SSIDを有効にすると、家の中の機器(NAS、プリンター、カメラ)にアクセスできない設定にできます
- スマートホーム機器を、メインとは別のネットワークに分けるという使い方もあります
6. 不要な機能を切る
- WPS(ボタンを押すだけで接続する機能)→ 使わないなら切る。脆弱性が指摘されてきた機能です
- リモート管理(外部から設定画面にアクセスする機能)→ 使わないなら切る
- UPnP → 必要な機器がなければ切る(ただし一部のゲームや機器で必要になります)
7. つながっている機器の一覧を見る
設定画面に、接続中の機器の一覧があります。
- 知らない機器がないか
- 使っていない機器が残っていないか
- 台数が想定より多くないか
年に一度見るだけでも、気づけることがあります。
ネットワークカメラを置いているなら
カメラは、乗っ取られたときの被害が最も大きい機器です。
- パスワードを初期値から変える(必須)
- 二段階認証があれば有効にする
- ファームウェアを最新にする
- 使わない遠隔アクセス機能は切る
詳しくは家にカメラを置く前に決めておくことにまとめました。
買い替えが必要になるとき
設定でどうにもならない場合があります。
- メーカーのサポートが終了している。 更新が来ないので、脆弱性が残ったままになります
- WPA3に対応していない。 古い世代の機種
- 5年以上前の機種
この場合は買い替えが現実的です。Wi-Fi 6のエントリー機なら5,000円台から、Wi-Fi 7でも8,000円前後です。
規格の選び方はWi-Fi 7は、今買う必要があるかに、速度や安定性の改善はWi-Fiルーターは、速度の数字より置き場所で決まるにまとめました。
まとめ:15分でやること
- 管理画面のパスワードを変える
- 暗号化方式がWPA2以上か確認
- Wi-Fiのパスワードを見直す
- ファームウェアを更新する
- 使わない機能(WPS、リモート管理)を切る
5番までやれば、家庭で必要な水準はおおむね満たせます。 設定画面を開くのは年に一度で構いません。
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