画面と操作を見やすくする設定
機材を買う前に、OS側の設定で解決することがあります。無料でできる範囲をまとめました。
「文字が小さい」「画面が見づらい」「操作しづらい」。
機材を買う前に、OSの設定で解決することが多くあります。アクセシビリティ(ユーザー補助)の機能は、特定の人だけのものではありません。
文字を大きくする
表示スケーリング
画面全体を拡大します。
- Windows → 設定 → システム → ディスプレイ → 拡大縮小
- macOS → システム設定 → ディスプレイ → 解像度
27インチの4Kなら125〜150%が目安です。100%のまま使っていると、無意識に画面へ近づきます(モニターを買ったらやる設定)。
文字サイズだけを変える
スケーリングを変えるとアイコンも大きくなります。文字だけ大きくしたい場合は、テキストサイズの設定が別にあります。
ブラウザのズーム
サイトごとに倍率を覚えてくれます。よく見るサイトだけ大きくする、という使い方ができます。
コントラストと色
- ハイコントラストモード → 文字と背景の差を強くする
- ダークモード → 暗い部屋では目が楽になることがあります。明るい部屋では逆のことも
- カラーフィルタ → 色の見え方に合わせて調整できます
モニター側の設定も合わせて見てください。表示モードを「標準」か「sRGB」にすると、色の誇張がなくなります(HDRと色域)。
マウスとカーソル
- カーソルのサイズと色を変えられます。見失わなくなります
- ポインタの速度を上げると、マウスを動かす距離が減ります。肩の負担が軽くなります
- クリックロック(押し続けなくてもドラッグできる)
物理的な対策としては、トラックボールで腕の往復をなくす方法もあります(キーボードとマウスの選び方)。
キーボード
- 固定キー(Shiftなどを押しっぱなしにしなくていい)
- フィルターキー(連打の誤入力を減らす)
- キーのリピート速度
打鍵の負担が大きいなら、静音で軽いキーボードに替えるという手もありますが、まず設定を試してからで構いません。
音
- モノラル音声(片耳だけで聞く場合に、両チャンネルをまとめる)
- 音量の上限設定(音量を上げずに済ませる)
- 字幕の表示とサイズ
読み上げ・音声入力
- 画面の読み上げ
- 音声入力(手が疲れているときの入力手段としても使えます)
長文を打つのがつらいときに、音声入力で下書きして、あとで直すという使い方があります。
スマートフォン
- 文字サイズ、表示サイズ
- 片手モード(画面の上部に届かないとき)
- タッチの感度と長押しの時間
- 音量の上限
設定で解決しないとき
ここまでやって改善しないなら、環境と機材の番です。
- 明るさと明暗差(目が疲れるときに試すこと)
- 画面の高さと距離(高さの合わせ方)
- 解像度(文字の輪郭が粗いと、目が補正しようとします)
そして、目の症状が続く場合は、環境の問題ではないこともあります。医療機関で相談してください。
設定は無料で、すぐ戻せます。 機材を買う前に、30分だけ触ってみる価値があります。
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