ガジェットを家族で共有するときに決めておくこと

読みもの

共有しやすいものと、しにくいものがあります。揉めないための線引きです。

家族でガジェットを使うとき、共有できるもの個人に割り当てたほうがいいものがあります。

ここを曖昧にすると、「どこにやった」「勝手に設定を変えた」が起きます。

共有しやすいもの

充電器・ケーブル

リビングや玄関に集約して、誰でも使える状態にするのが楽です。

**「共用のケーブルが消える」**のは、持ち出せる状態にしているからです。共用は据え置き、個人用は持ち歩き、と分けると減ります。

モニター・プリンター・スキャナー

据え置きで、使う時間が重ならないものは共有できます。

スマートホーム機器

むしろ共有が前提です。ただし、次の点に注意してください。

  • 物理スイッチを潰さない。 アプリでしか操作できない状態にすると、必ず揉めます
  • 家族全員がアプリを入れられるか。 一人しか操作できない構成は不便です
  • 音声操作を用意する。 アプリを入れない人でも使えます

スマートホームは、声で操作しはじめると失敗する

生活家電

掃除機、加湿器、空気清浄機。共有が当たり前ですが、手入れの担当を決めておかないと誰もやりません。

共有しにくいもの

イヤホン・ヘッドホン

衛生面の問題があります。耳の常在菌は人それぞれで、貸し借りは外耳炎の原因になります。

どうしても共有するなら、イヤーピースを個人ごとに用意してください(手入れの話)。

キーボード・マウス

設定(感度、ショートカット、キー配置)が個人で違います。共用PCなら仕方ありませんが、設定を変えられると使いにくくなるので、プロファイルを分けられる製品だと揉めません。

ウェアラブル

個人の健康データが紐づきます。共有するものではありません。

アカウントが紐づく機器

  • スマートロック → 誰が開けたかの記録が意味を持ちます。個人ごとに登録する
  • スマートスピーカー → 声で個人を識別できる設定があります
  • カメラ → 見られる範囲を決めておく

決めておくと揉めないこと

1. 置き場所を決める

**「使ったら戻す場所」**が決まっていないものは、必ず行方不明になります。

  • 共用の充電器・ケーブルは、置き場所を固定する
  • 持ち出すものには、紛失防止タグを付ける手もあります

2. 設定を変えるときは伝える

  • Wi-Fiのパスワード
  • スマートホームの自動化
  • テレビやモニターの入力設定

勝手に変わっていると、困るのは他の人です。

3. 費用の出し方

共用のものを誰が買うか。金額が大きいもの(モニター、掃除機、ルーター)では、先に決めておくとあとで揉めません。

4. カメラとマイクの扱い

同居人の合意なしに、カメラやマイクのある機器を置かない。 これは技術の問題ではなく、生活の問題です(家にカメラを置く前に)。

子どもがいる場合

  • 電源タップとコンセントに触れないようにする。ほこりシャッター付きの製品が有効です(電源タップの話
  • 暖房器具は転倒オフスイッチのあるものを選ぶ(暖房器具の選び方
  • モバイルバッテリーや小さい機器は、届かない場所へ
  • スマートプラグにはチャイルドロックがあるものもあります

増やす前に

共有する機器が増えると、管理する対象が増えます

  • 誰が手入れするか
  • 壊れたとき誰が対応するか
  • 使わなくなったら誰が処分するか

1つ入れるたびに、この3つを決める。 それが面倒なら、その機器はまだ要らないのかもしれません。

価格の記録は製品一覧から見られます。家族で使うものほど、長く使える定番を選んでおくと、後の手間が減ります。