NASは、家の中のクラウドとして考える
NASでできること、外付けHDDとの違い、必要な機材と手間。導入前に決めること。
NAS(ネットワークにつなぐストレージ)は、家のネットワークにつないで、PCやスマートフォンから共有して使うストレージです。「家の中のクラウド」と考えると分かりやすくなります。
できること
- 家族のPCやスマートフォンの写真を1か所に集める
- 複数のPCのバックアップを自動で取る
- 外出先からファイルを見る(設定による)
- 動画をテレビで再生する
外付けHDDとの違い
| 項目 | NAS | 外付けHDD |
|---|---|---|
| つなぎ方 | ネットワーク | PCに直接 |
| 複数の機器で使う | できる | 1台ずつ |
| 常時稼働 | する | しない |
| 価格と手間 | 高く、設定が必要 | 安く、挿すだけ |
必要なもの
2台のHDDでも、バックアップにはならない
2台のHDDに同じデータを書く仕組み(RAID1)は、HDDが1台壊れても止まらないための仕組みです。間違って消したファイルや、ウイルスによる暗号化は、2台とも同じように消えます。NASとは別の場所にも、バックアップが必要です(データのバックアップ、最低限の形)。
速さ
1Gbpsの有線LANなら、外付けHDDに近い速さが出ます。大きな動画を扱うなら、2.5Gbps以上のLANを検討します。
買わなくていい場合
- PCが1台で、外付けHDDで足りている
- クラウドのストレージで足りている
- 設定や管理の手間をかけたくない
NASは、家族みんなのデータをまとめたい人に向いた道具です。1人で使うなら、外付けHDDとクラウドの組み合わせのほうが手軽です。
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