どのエコシステムに乗るかで、選べるものが変わる
Apple、Google、Amazon。スマートフォンを決めた時点で、その先が決まります。
ガジェットを買い足していくと、どの会社の仕組みに乗っているかが効いてきます。
「便利だから」で個別に選ぶと、アプリが増え、連携しない機器が溜まります。
何が決まるか
スマートフォンの選択が、多くを決めます。
| iPhone | Android | |
|---|---|---|
| スマートウォッチ | Apple Watchが最有力 | Apple Watchは動かない |
| 紛失防止タグ | Appleの「探す」 | Googleの「Find Hub」 |
| ワイヤレス充電 | MagSafe / Qi2 | Qi2対応機種なら同様 |
| 音声アシスタント | Siri | Googleアシスタント |
| 写真のバックアップ | iCloud | Googleフォト |
スマートフォンを変えると、周辺機器の一部が使えなくなります。買い替えの予定があるなら、先に決めてください(スマートウォッチの選び方)。
スマートホームは別の軸
スマートホームでは、スマートフォンとは別に系統を選ぶことになります。
- Amazon(Alexa) → 対応機器が広い。画面付きのEchoがハブを兼ねられる
- Google Home → Android端末との相性
- Apple Home → プライバシーとローカル処理に強い。対応機器は限られる
- メーカー独自(SwitchBotなど) → 自動化の細かさで有利
自動化を組むなら、機器のメーカーを揃えるほうが自由度が高くなります。音声操作だけなら混ぜて構いません(メーカーを揃えるべきか)。
Matterという共通規格
メーカーをまたいで機器をつなぐための規格です。対応していれば、AlexaでもGoogleでもApple Homeでも使えます。
ただし、Matter対応=すべての機能が使える、ではありません。
- 基本的なオン・オフや状態の取得はできる
- メーカー独自の機能(細かいモード、消費電力の履歴)は専用アプリのみ
「将来つなげられる保険」として見るのが正確です。
乗り換えのコスト
エコシステムを変えると、次のものが使えなくなる、または移行が必要になります。
- スマートウォッチ(プラットフォームに紐づく)
- 紛失防止タグ(対応ネットワークが違う)
- 購入したアプリ・コンテンツ
- 写真と連絡先の移行(できるが手間)
一方で、移行しやすいものもあります。
- 充電器、ケーブル(規格が共通)
- モニター、キーボード、マウス
- スマートホーム機器(Matter対応なら)
規格が共通のものは、乗り換えの影響を受けません(直して使うという選択肢)。
混ぜてもいい範囲
全部を揃える必要はありません。
| 種類 | 揃える必要 |
|---|---|
| スマートフォンとスマートウォッチ | 揃える(動かないことがある) |
| 紛失防止タグ | 揃える(ネットワークが違う) |
| 自動化に使うセンサー類 | 揃えるほうが自由度が高い |
| 単体で完結する機器(掃除機、カメラ) | 混ぜてよい |
| 充電器、ケーブル、モニター | 混ぜてよい |
決め方
- スマートフォンを決める(ここが起点)
- ウェアラブルと紛失防止タグは、それに合わせる
- スマートホームは、別途1つの系統を決める
- それ以外は、性能と価格で選んでよい
3番を最初のハブで決めることになるので、ここは少し調べてから買うほうが後が楽です(何から買うか)。
家族がいる場合
- 同じエコシステムのほうが、共有が楽です
- 家族の端末がバラバラなら、両対応の製品を選ぶ(両対応の紛失防止タグの例)
- 音声アシスタントは、家の中で揃えるほうが混乱しません(家族で共有するときの線引き)
どれが優れているという話ではありません。 すでに持っているものと、家族の環境に合わせるのが、いちばん摩擦が少ない選び方です。
対応する系統は、製品ページの仕様欄に書いています。製品一覧から確認できます。
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