USB充電器の選び方:W数・ポート数・大きさの決め方
合計出力と単ポート出力は別物です。使う機器から必要なW数を計算する手順をまとめました。
充電器のカタログで大きく書かれている数字は合計出力です。1つのポートからその出力が出るわけではありません。ここを取り違えると、買ってから「遅い」と感じることになります。
1. 必要なW数を数える
| 機器 | 目安 |
|---|---|
| ワイヤレスイヤホン | 5W |
| スマートフォン | 20〜30W |
| タブレット | 20〜45W |
| 13インチのノートPC | 45〜65W |
| 16インチや高性能ノート | 96〜140W |
同時に充電するものを足し算します。ノートPC(65W)+スマホ(25W)+イヤホン(5W)なら95W。100W級の充電器が目安になります。
2. 単ポート最大を確認する
合計140Wでも、1ポートの上限が65Wなら、ノートPCは65Wでしか充電されません。ノートPCを速く充電したいなら「単ポート最大」の数字を見てください。
3. ポート数は「同時に挿す数+1」
余裕を持たせると使い勝手が良くなります。ただしポートが増えるほど1台あたりの出力は下がります。
4. 持ち歩くかどうかでサイズを決める
- 持ち歩く:GaN(窒化ガリウム)採用の小型モデル。同じ出力でも一回り小さくなります(例:Anker Prime 160W)
- 据え置き:大きさを気にせず、ポート数と合計出力を優先(例:UGREEN 500W)
忘れるとすべて無駄になるもの
ケーブルです。240W対応の充電器でも、60Wのケーブルなら60Wで頭打ちになります。詳しくはUSB-Cケーブルの見分け方にまとめました。
買い時
充電器は規格が安定していて、性能差が小さい分野です。つまり価格で選んでよいカテゴリです。セール時の値引き幅も大きいので、充電器の価格記録を見て、下がったところで買うのが合理的です。