停電に備える構成を、段階で組む
1万円から始められます。普段使うものを選ぶと、点検が続きます。
防災用品の難しさは、使わない前提で買うことにあります。専用品を買って押し入れにしまうと、いざというときに電池が切れています。
普段から使うもので組むという方針で、段階ごとに構成してみます。価格は2026年9月24日に確認したものです。
段階1:スマートフォンを守る(約4,000〜8,000円)
停電で最初に困るのは、情報と連絡です。それはすべてスマートフォンに乗っています。
| もの | 製品 | 価格 |
|---|---|---|
| モバイルバッテリー | Anker Power Bank 10000mAh 30W | 5,990円 |
または、ケーブル一体型で忘れにくいもの。
| もの | 製品 | 価格 |
|---|---|---|
| モバイルバッテリー | Anker Zolo 10000mAh 30W ケーブル一体型 | 3,990円 |
普段から持ち歩くものにしてください。そうすれば、残量の点検が自然に続きます。
保管は50〜80%。3か月に一度、残量を確認する(バッテリーを長持ちさせる習慣)。
段階2:家族ぶん・数日ぶん(約6,000円)
| もの | 製品 | 価格 |
|---|---|---|
| 大容量バッテリー | Anker Zolo 20000mAh 45W | 5,990円 |
スマートフォン約4回分。ノートPCも45Wで充電できます。家に1つ置いておく用途に向きます。
段階3:電池で動くものを用意する(約2,400円)
| もの | 製品 | 価格 |
|---|---|---|
| 充電池 | パナソニック エネループ 単3形 4本 | 2,401円 |
充電済みで届き、10年保存後も約70%の容量を維持するとされています。懐中電灯やラジオを乾電池式にしておけば、繰り返し使えます。
-20℃まで対応するので、寒冷地や冬の停電でも動きます。
普段は乾電池式のキーボードやリモコンで使えば、在庫が回ります(消耗品の買い方)。
段階4:夏の停電に備える(約6,600円)
| もの | 製品 | 価格 |
|---|---|---|
| 充電式サーキュレーター | Yibest チタン合金サーキュレーター | 6,631円 |
USB充電式なら、モバイルバッテリーから動かせます。 夏の停電では、エアコンが止まったあとの熱が問題になります。
普段からエアコンと併用して使えるので、使わずに眠る心配がありません(季節家電の買い時)。
段階5:家電を動かす(約11万円)
| もの | 製品 | 価格 |
|---|---|---|
| ポータブル電源 | Jackery 1000 New V3(1024Wh) | 109,800円 |
ここから金額が跳ね上がります。普段使う用途があるかを先に考えてください。
- キャンプ、車中泊、屋外の作業で使うなら価値がある
- 防災専用で買うと、保管と点検の負担が大きい
リン酸鉄の電池で約6,000回のサイクルなので、日常的に使うほど元が取れる設計ではあります。
買わなくていいもの
- 手回し発電の多機能ラジオ。 手回しでスマートフォンを充電する機能は、実用的な電力になりません
- 専用の防災セット(高価格帯)。 中身を確認せずに買うと、使わないものが多く含まれます
- 暖房目的のポータブル電源。 1200Wの暖房器具を40分程度です。電気に頼らない防寒のほうが現実的です(暖房器具の選び方)
点検の習慣
年に2回、季節の変わり目に。
- モバイルバッテリーの残量(50〜80%に)
- 乾電池・充電池の状態
- ライトが点くか
- 保管場所を家族が知っているか
5分で終わります。詳しくは停電のときに役に立つガジェットと、役に立たないものにまとめました。
注意
価格は2026年9月24日時点のものです。バッテリー類はセールでの値引き幅が大きい分野なので、モバイルバッテリーのカテゴリで現在の記録を確認してから買ってください。
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