健康を記録するガジェットは、続く形で選ぶ

読みもの

測るのが面倒だと止まります。自動で貯まる仕組みから選ぶ話です。

健康関連のガジェットは、買ったあとに続くかどうかがすべてです。

数値の種類が多くても、記録する手間がかかると止まります

続く条件

  1. 自動で記録される(手入力しない)
  2. 身につける・使う動作が、生活の中にある
  3. 充電の頻度が低い

この3つを満たすものから選ぶと、数か月後にも残っています。

何を記録するか

体重・体組成

乗るだけで記録されます。動作としては一番簡単です。

  • Wi-Fi対応なら、スマートフォンを持たずに乗っても記録されます(Wi-Fi対応の例
  • 測るタイミングを固定する(起床後など)と、比較しやすくなります
  • 体脂肪率などは推定値です。絶対値より変化を見てください

歩数・心拍・睡眠

着けている間、自動で記録されます。

ここで効くのがバッテリーの持ちです。

睡眠環境

体だけでなく、部屋の条件も記録できます。

  • 温湿度計を枕元に置くと、寝室の実際の湿度が分かります
  • 乾燥していれば加湿器、暑ければサーキュレーター、と対策が決まります(寝室に置くガジェット

就寝時の音

騒音で眠りが浅い場合は、就寝用のイヤホンという選択肢もあります。普段使いのイヤホンは、横向き寝で耳が痛くなります条件のまとめ)。

データを1か所に集める

複数の機器を使うなら、同じアプリに集まる構成にしてください。

  • Appleヘルスケア
  • Google Fit
  • Fitbit
  • 各メーカーのアプリ

連携できるかを、買う前に確認するのが重要です。バラバラのアプリに散ると、見返さなくなります。

数値の扱い方

毎日の変動に意味はない

  • 体重は、水分量と食事で1〜2kg動きます
  • 睡眠スコアも、日によってばらつきます
  • 週単位・月単位の傾向を見るものです

診断ではない

  • 心拍の異常通知、睡眠時無呼吸の兆候、高血圧パターンの通知
  • これらは気づくきっかけであって、判断は医療機関の役割です

症状が続く、数値が気になる場合は、医療機関で相談してください。この記事で扱えるのは機器の選び方の範囲までです。

買わなくていい場合

  • 測ることが目的になっている → 数字を集めても、行動が変わらなければ意味がありません
  • 手入力が必要な製品 → 続きません
  • 毎日充電が必要な製品で、睡眠を記録したい → 運用が破綻します

段階で始める

一度に揃える必要はありません。

段階 もの 目安
1 スマートバンド 約4,000円
2 体組成計 約7,000円
3 温湿度計 約1,700円
4 上位のスマートウォッチ(決済・心電図など) 3〜8万円

1と3だけで6,000円弱です。まず続くかどうかを確かめてから、上位機を検討するのが無駄になりません。

価格の記録はウェアラブルのカテゴリにまとめています。