メカニカルキーボードの「軸」は、音と重さで選ぶ

読みもの

赤軸・茶軸・青軸・静音軸の違いを、打鍵感・音・向いている用途で整理します。

メカニカルキーボードは、キーの下のスイッチ(軸)の種類で打ち心地が大きく変わります。色の名前で呼ばれますが、メーカーによって感触は少しずつ違います。まずは大きな分け方を押さえておけば十分です。

3つの系統

系統 代表 押した感触 音
リニア 赤軸、黒軸 引っかかりがなく、まっすぐ沈む 比較的静か
タクタイル 茶軸 途中に小さな段差がある 中くらい
クリッキー 青軸 段差と同時にカチッと鳴る 大きい

リニアは連打しやすく、ゲーム向けのキーボードに多く使われます。タクタイルは押した手応えがはっきりしていて、文章を打つ人に好まれます。クリッキーは打っていて気持ちがいい一方、音が大きく、会議中や夜の家では気になります。

重さ(押下圧)

同じ赤軸でも、押すのに必要な力が違います。軽い軸(35〜45g前後)は指が疲れにくく、重い軸(60g前後)は誤入力が減ります。長時間打つなら、軽めから試すのが無難です。

音を減らしたいなら

  • 静音軸(スイッチの中に消音の部品が入ったもの)を選ぶ
  • ガスケット構造など、吸音材の入ったキーボードを選ぶ
  • ロープロファイル(背の低い)スイッチを選ぶ

当サイトでは、ガスケット構造のロジクール Alto Keys K98M、ロープロファイルのMX MECHANICALなどを記録しています。周りの音全般は机まわりの音を静かにするでも扱っています。

ホットスワップ

はんだ付けなしで軸を差し替えられる仕組みです。買ったあとで軸だけ替えられるので、どの軸が合うか分からない人には安心材料になります。

買わなくていい場合

  • 今のパンタグラフのキーボードで困っていない
  • 共有オフィスや夜中の作業が多く、音を出せない
  • 薄いキーボードに慣れていて、キーの高さが気になる

軸選びに正解はありません。家電量販店で実物を押せる機会があれば、一度だけでも試してから決めると後悔が減ります。