車の中で使うガジェット、注意すること

読みもの

夏の車内は60℃を超えます。置きっぱなしにしていいものと、悪いものを分けます。

車の中は、ガジェットにとって過酷な環境です。

  • 夏の車内は60℃を超えることがある
  • 冬は氷点下になる
  • 走行中は常に振動している
  • 直射日光が当たる

この前提で、置いていいものと持ち出すものを分けます。

車内に置きっぱなしにしてはいけないもの

モバイルバッテリー

最も避けるべきものです。リチウムイオン電池は高温で劣化が加速し、最悪の場合は発煙・発火します。

  • 夏の車内に置かない
  • 膨らんでいるものは、その時点で使用をやめる
  • 常備したいなら、車を降りるときに持ち出す運用にする

バッテリーを長持ちさせる、実際に効く習慣

スマートフォン・タブレット

同じ理由です。ダッシュボードの上は、特に温度が上がります。

充電式の小物

ワイヤレスイヤホン、スマートウォッチ、充電式ライト。充電池が入っているものはすべて対象です。

置いておいても比較的安全なもの

  • ケーブル類(ただし樹脂の劣化はあります)
  • 乾電池式のライト(ただし液漏れに注意)
  • 車載専用に設計された製品(耐熱を考慮しているもの)

車で使うと便利なもの

シガーソケット/USBの充電器

最近の車にはUSBポートが付いていますが、出力が低いことがあります(5〜10W)。ナビを使いながらだと、充電が追いつかないことも。

  • シガーソケットに挿すPD対応の充電器なら、30W以上を確保できます
  • 家庭用の充電器は車のシガーソケットには挿せません。車載用を選んでください

スマートフォンホルダー

  • マグネット式は着脱が速い。ただしワイヤレス充電やケースとの相性を確認してください
  • エアコン吹き出し口に付けるタイプは、夏に熱風が当たります。スマートフォンの温度が上がるので、置き場所は考えたほうがいい

ドライブレコーダー

  • microSDカードは消耗品です。書き込みの多い用途なので、定期的に交換してください(microSDの話
  • 高耐久(高耐久・ドラレコ対応と明記された)カードを選ぶ
  • 数か月に一度、録画できているか確認する。壊れていても気づきません

紛失防止タグ

車の鍵に付けておくと、置き忘れに気づけます。ただし車内の高温を考えると、耐熱の記載を確認してください(紛失防止タグの話)。

旅行・帰省で持っていくもの

車移動なら、荷物の重さの制約が緩くなります。

  • 大容量のモバイルバッテリー20,000mAh級)。ただし車内に置きっぱなしにしない
  • 多ポートの充電器。宿でまとめて充電する(出張の最小構成
  • 延長コード。宿のコンセントが足りないとき

運転中に触らない

当然ですが、運転中の操作は危険で、違反にもなります

  • ナビの操作は停車してから
  • 通話はハンズフリーで
  • 通知を見るために画面を見ない

スマートウォッチの通知も、運転中は目をやる原因になります。運転前にオフにするか、通知を絞る設定にしてください。

降りるときのチェック

夏場は特に。

  1. モバイルバッテリーを持ち出す
  2. スマートフォン、タブレットを持ち出す
  3. 充電式の小物を持ち出す
  4. 直射日光の当たる場所に何も残していないか

「ちょっとだけだから」が一番危ない場面です。夏の車内は、30分で60℃近くまで上がります。

処分のとき

車で使った充電式の機器も、燃えないごみには出せません。回収ボックスへ(手放し方)。

特に、高温にさらされたバッテリーは劣化が進んでいます。膨らんでいたら、その時点で使用をやめてください