4K・240Hzの有機ELだが、WQHD表示に切り替えると滲むという報告がある
QD-OLEDパネルで4K・240Hzに対応するゲーミングモニター。ただしDP2.1非対応で、高フレームレート優先時の挙動に注意点がある。
74,580円
有機ELモニターは価格が10万円を超える製品が多いなか、これは4K・240Hz・QD-OLEDという組み合わせを7万円台で実現しています。コントラスト比1,500,000:1という数値は、液晶パネルでは出せない黒の沈み込みを意味していて、暗いシーンの見え方が変わります。
向いている使い方
- 4K解像度のままゲームや映像を楽しみたい。166PPIという高いピクセル密度で、文字や輪郭のにじみが少なく表示されます
- 暗いシーンの多いゲームや映画を見る。有機ELの黒表現は、明暗差の大きい映像で効果がわかりやすい特性です
- RPGや映像編集など、フレームレートより解像度を優先する用途。DCI-P3 99%の色域は、写真・動画編集用途でも十分な水準です
買わなくていい場合
- 4K・240Hz以外の解像度でも高フレームレートを維持したい → レビューには、解像度をWQHDに落として240Hzを狙うと画面がぼやける、DSC(映像圧縮)がWQHD時にもかかってしまうという報告があります。このモニターは「4Kで240Hz」に最適化された製品で、解像度を落として使う前提の人には向きません
- DisplayPort 2.1対応の最新グラフィックボードを使っている → 本機はDP1.4までの対応です。帯域を活かしきれない組み合わせになります
- 予算を抑えたい、または4Kにこだわらない → 同じDellのゲーミングモニターでも、Dell S2725QSはIPSパネルの4Kで価格が抑えられています。有機ELの黒表現にこだわらないなら検討候補になります
- 内蔵スピーカーが欲しい → 本機にスピーカーは内蔵されていません。別途スピーカーやイヤホンが必要です
焼き付きへの対策
有機ELパネル共通の弱点として、同じ画面を長時間表示し続けると焼き付きが起きる可能性があります。本機は焼き付き防止のアルゴリズムとグラファイトシートを備えていますが、他社製品にある「そろそろクリーニングしてください」という通知が出ないという指摘もあり、対策が働いているかを使用者側で確認しにくい面があります。長時間同じ静止画面(作業ツールバーなど)を表示し続ける用途では、この点を踏まえて検討してください。
価格について
74,580円は参考価格から3割弱値引きされた状態の数字です。有機ELモニターはセールでの価格変動が比較的大きいジャンルなので、急ぎでなければ変動を見てから判断しても遅くありません。モニターアームで運用する場合は、Ergotron LXのような対応荷重に余裕のあるアームを別途用意すると、4.3kgの本体でも扱いやすくなります。
価格の記録
| 確認日 | きっかけ | 価格 |
|---|---|---|
| 2026年9月22日 | 記録開始 | 74,580円 |
仕様
| 画面 | 26.7インチ/QD-OLED/非光沢/166PPI |
|---|---|
| 解像度・リフレッシュレート | 4K(3840×2160)/240Hz/応答速度0.03ms |
| 色域・輝度 | DCI-P3 99%/HDRピーク輝度1000cd㎡(VESA DisplayHDR True Black 400) |
| 同期規格 | NVIDIA G-SYNC Compatible/AMD FreeSync Premium Pro |
| 端子 | DisplayPort 1.4×1、HDMI 2.1×2、USB-C(15W給電)×1、USB-A×3 |
| 調整・保証 | 高さ・縦横回転・傾き対応、無輝点3年保証(パネル・バックライト含む) |
モニター
Dell AW2725Q(Alienware 26.7インチ 有機ELゲーミングモニター)
74,580円
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