マイクは、部屋のうるささで方式を決める

読みもの

ダイナミックとコンデンサー、USBとXLR。配信や会議のマイクを選ぶときの順番です。

マイクを選ぶとき、最初に考えるのは価格でも音質でもなく、使う部屋がどれくらい静かかです。これで方式がほぼ決まります。

ダイナミックとコンデンサー

方式 拾う音 向いている部屋 例
ダイナミック 口の近くの声が中心 エアコンやキーボードの音がある普通の部屋 FIFINE AM8
コンデンサー 細かい音まで広く 静かな部屋、吸音した部屋 FIFINE A6V、Razer Seiren V3 Mini、COMICA EJoy Uni

コンデンサーマイクは声が鮮明に録れる一方、部屋の反響やPCのファンの音も入ります。家の普通の部屋なら、ダイナミックマイクのほうが声だけを拾いやすいことが多いです。

USBとXLR

  • USB:PCに挿すだけで使えます。最初の1本はこれで十分です
  • XLR:オーディオインターフェースやミキサーが必要です。機材を足していく人向けです
  • 両対応:最初はUSBで使い、あとでXLRに移れます

マイクより先に効くこと

  1. 口とマイクの距離:近いほど声が大きく、周りの音が小さくなります。アームがあると距離を保ちやすくなります
  2. 部屋の反響:カーテンや布のある部屋のほうが響きません
  3. ポップノイズ:「パ」「ブ」の破裂音はポップガードで減らせます

順番の考え方は配信・収録を始めるとき、機材を買う順番にまとめています。

会議だけなら

オンライン会議で話すだけなら、マイクよりヘッドセットのほうが手軽で、周りの音も入りにくくなります。

買わなくていい場合

  • 会議で話すだけで、ヘッドセットに不満がない
  • 家族の声や生活音が大きく、静かな時間を作れない
  • 録音や配信の予定が決まっていない

マイクは、部屋と使い方が決まれば候補がすぐ絞れる道具です。反対に、部屋が決まらないうちに高いマイクを買うと、性能を持て余します。