石油ストーブとガスストーブを、安全に使う

読みもの

換気、一酸化炭素、テントや車の中で使わない理由。停電時の暖房としての使い方。

石油ストーブやカセットガスストーブは、電気がなくても使える暖房です。停電への備えやキャンプで人気ですが、燃料を燃やす道具ならではの注意があります。

換気が必要な理由

燃料を燃やすと、部屋の酸素が減り、二酸化炭素が増えます。燃え方が悪くなると、一酸化炭素も出ます。一酸化炭素は、においも色もなく、気づかないうちに中毒になる危険があります。

  • 1時間に1〜2回、窓を開けて換気する
  • 一酸化炭素の警報器を置くと安心です

使ってはいけない場所

  • テントの中:狭く、換気が足りません
  • 車の中:同じ理由で危険です
  • 換気のできない部屋

キャンプで人気の小型ストーブ(PASECO JKH-1S、アルパカプラス TS-77NC)も、テントの中での使用はメーカーが禁止していることが多くあります。

火事を防ぐ

  • 周りに燃えやすい物(カーテン、洗濯物、紙)を置かない
  • 給油は火を消してから
  • 寝る前、外出する前に消す
  • 対震自動消火装置のある製品を選ぶ

停電のときの暖房として

製品 燃料 特徴
トヨトミ KS-67H 灯油 広い部屋、上でお湯を沸かせる
イワタニ マイ暖 カセットガス 小さな部屋、体の近く

石油ファンヒーターは電気で動くので、停電すると使えません。

集合住宅のルール

マンションやアパートでは、石油ストーブの使用を禁止していることがあります。規約を確認してください。

買わなくていい場合

  • 換気をこまめにできない部屋で使う予定
  • 集合住宅で禁止されている
  • 停電への備えは、ポータブル電源と電気毛布で考えている

暖房器具全体の選び方は暖房器具は「部屋を暖める」か「人を暖める」かで分かれるにあります。